定期的な検診で猫の健康を守ってあげよう!概要、費用、内容など

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る
1 / 1

定期的な検診は、大事な愛猫の健康を守るために欠かせません。検診をしっかり行うことで、病気になるリスクをグッと減らすことができ、猫と楽しい生活を過ごすことができるでしょう。逆に、検診をしっかり受けていないと、大事な愛猫が病気になってしまうリスクが高くなってしまいます。
この記事では、検診の概要、流れ、メリット、そして具体的な検査内容について動物病院サプリ編集部がお届けします。

検診の概要・基本的な流れ

猫の検診とは一体どのようなものなのでしょうか。その概要と基本的な流れについて解説していきます。

検診の概要

検診とは、一言でいえば「さまざまな検査をして、病気になっていないか、体のどこかに異常はないかを確認すること」です。

詳しくは後述しますが、検査には身体検査や血液検査、尿検査といった有名なものだけでなく、さまざまな種類が存在します。

費用は受ける検査内容によってかなり幅がありますが、1〜3万円ほどが一般的です。頻度は年に1〜2回でよいので、定期的にしっかりと受けるようにしてください。なお、ほとんどの検診は当日1日で終わりますが、検査が多い場合には宿泊して検診を行う場合もあります。

検診の流れ

一般的な検診の流れは以下の通りです。

1:予約する
電話もしくはインターネットで予約をします。

2:自宅で必要物を準備する
病院から問診表、尿や便の入れ物が送られてきます。来院する前に必要事項を記入したり、尿や便を採取したりしておきましょう。施設によってはこの工程がなく、予約からそのまま来院となるケースもあります。なお、食事は前日の夜から抜いておくのが一般的です。

3:受診・預ける
予約した病院を受診し、ペットを預けます。次にペットに会うのは検査終了後となります。施設によっては受診してから問診を行い検査に移る場合もあります。

4:検査をする
預けたペットは病院でさまざまな検査をしてもらいます。

5:お迎え・会計をする
あらかじめ指定されておいた時間に迎え行き、会計を行います。

6:診断結果が届く
診断結果は当日にはわかりません。結果は数日後に病院から郵送されてくるのが一般的です。もし検査の結果検査が必要だったり、病気の治療が必要だと判断されたりした場合はその旨が書かれています。

検診のメリット

検診に行くことのメリットは主に以下のふたつです。

病気が早期発見できる

病気の中には自覚症状の少ないものや、飼い主ですら症状に気づかないものがあります。検査を受けることによって、そうした病気を速やかに発見することができるでしょう。

また、猫に限らず動物は本能的に病気を隠そうとする傾向があるので、周りから見て症状があらわれているときは、すでに病気がかなり進行してしまっているケースも珍しくありません。さらに、病気の中には一度発症すると慢性化し、そのまま一生付き合っていかなくてはいけないものもあります。

ペットの健康を第一に考えるのであれば、検診は飼い主の義務と言えるでしょう。

経過を追うことによってその猫の特徴がわかる

人間と同じく、猫にも個体差があります。

例えば、コレステロール値や血圧は一応基準値がありますが、その猫ごとに「健康な範囲」は異なります。そのため、検診が初めてだと基準値であっても基準値から外れていても、その猫にとって健康な範囲かどうなのかを判断することが難しいのです。

そのため、定期的な検診を受けることによって、例え数値が基準値から外れていたとしても、「この猫にとってはこれが健康な範囲だから問題ない」といった風に正確な診断を下してもらいやすくなるでしょう。

このように、検診は繰り返し受けることによってその猫に関するデータベースが充実し、診断をより正確に行えるという側面もあるのです。

検診で行われている具体的な検査内容

猫の検診では、一体どんな検査が行われているのでしょうか?ここからは代表的な検査を紹介していきます。

身体検査

体重、体脂肪率、体温、血圧、視力、聴覚、口腔など、人間の健康診断と同じような身体検査が行われます。

血液検査

血液検査をすることによって、腎臓や肝臓、内分泌系の疾患を発見できるだけでなく、貧血や炎症が体に与えている影響とその度合いもわかります。

尿・便検査

尿検査では腎臓や肝臓の疾患、糖尿病や膀胱炎の兆候が発見できます。一方、便検査では寄生虫や腸内細菌の状態などがチェックできます。

レントゲン、超音波、心電図検査

各臓器の状態や動きに異変がないか、腫瘍はできていないかどうかなどをチェックできます。また、心電図検査は不整脈の有無等をチェックできます。

その他の検査

上記の検査の他にも、以下のような検査があります。

・血液のオプション検査
特定の病気を発見するのにオプション検査を選ぶこともできます。例えば、フィラリア、猫エイズ、白血病、ガンなどは、オプション検査をすることによってより正確な診断が下せるようになるでしょう。また、環境や食品に対するアレルギーもこのオプションで検査可能です。

・尿のオプション検査
腎機能異常をいち早く察知するための検査や、狂犬病の検査などがオプションで選択可能です。

・ワクチン接種
検診とは別のカテゴリーとして扱われることが多いものの、ワクチン接種も大枠で捉えると定期検診の一種と言えるでしょう。特に子猫は免疫力が弱く、ちょっとした病気で重篤な状態に陥ったり、場合によっては命を落としてしまったりすることも珍しくありません。ワクチン接種は任意ではあるものの、猫の健康を考えるのであれば必ず受けておきたい予防治療です。

検診による病気の予防こそが最善の治療

猫の病気の中には、一度発症してしまうと症状が落ち着いても病気が慢性化したり、生涯再発リスクを抱えてしまったりする病気があります。そのため、飼い主には病気になってから病院を受診するのではなく、病気にならないように病院を受診する姿勢が求められるでしょう。

特に猫は人間と違って自覚症状を訴えにくいだけでなく、病気を隠そうとする癖があるため、飼い主もついつい変化を見落としがちです。検査には特定の病気をより詳しく調べることができるものもあるため、もし気になっている病気があるなら、そうしたオプションも積極的に活用してみてください。

検診による病気の予防こそが最善の治療です。年に1〜2回は検診に通い、ワクチン接種も忘れずにしてください。しっかり検診を行うことで、猫と一緒に楽しい生活を過ごせるでしょう。

1 / 1
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る