犬の病気膵炎の原因・症状・治療方法について紹介

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愛犬が昨日までいつも通りの食事をしていたのに、急に食事を摂らなくなったり下痢をしたりすることはありませんか?それは病気のサインなのですが、その病名として最も多いのが膵炎です。膵炎の原因については様々ですが、人間がお腹を壊すのと同じような症状ですので犬にとっても辛い症状であることは間違いありません。そして膵炎を油断していると取り返しのつかないことになる可能性もあります。こちらの記事では犬の病気である膵炎の原因・症状・治療方法について、動物サプリ編集部がお届けします。

膵炎になった時の主な症状

人間の胃腸風邪のような症状

犬が膵炎になった時の症状として挙げられるのが、嘔吐、食欲不振、下痢、腹痛などが挙げられます。これは人間でいう胃腸風邪のような症状です。胃腸風邪を経験したことがある人はわかると思いますが、何も食べられないと身体がフラフラしてきてとても辛い状態になります。これと同じことが犬に起こっていますので、膵炎になった犬は自分では何もできずただただ辛い状況にあるということを理解してあげましょう。

油断していると大変なことになる可能性もある膵炎

膵炎が人間の胃腸風邪のような症状と聞いて、死には直結しないとイメージしてしまうかもしれません。しかし犬の膵炎は油断していると大変なことになる可能性があります。犬は人間より身体が小さいということもあり、膵炎によって血圧の低下や心臓の停止まで起こってしまう可能性があります。

そうなってしまうと最悪の場合死んでしまうという事例もあり、膵炎はあなどれない病気であることがわかります。膵炎には急性膵炎と慢性膵炎がありますが、急性膵炎の場合は早急な対応が必要なことを頭に入れておきましょう。

異常を感じたらすぐに病院へ

犬は自分の弱さを悟られたくないので、病気になっても気丈な態度でいることがあります。しかし膵炎の場合は下痢や食欲不振など飼い主が気づきやすい症状でもあります。先ほども説明したように膵炎を甘く見て何もしないと、取り返しのつかないことになる可能性もあります。愛犬に異常を感じたらすぐに病院に連れて行くようにしましょう。

市販の薬も販売されていますが、その薬が自分の犬にとって有効であるかはわかりません。犬が病気になったとわかったら、早急な治療が必要となります。特に膵炎は初期対応がかなり大切な病気と言われています。油断していると取り返しのつかないことになりかねませんので、治療は早急に行いましょう。

犬が膵炎になる原因

高脂肪な食事が主な原因

犬が膵炎になる原因は様々なものがあるとされていますが、高脂肪な食事が主な原因であるとされています。

現代の犬は高脂肪なドッグフードを食べていることが多く、それは自然の酵素を欠いた食べ物です。そのためドッグフードを食べている犬は自然の酵素を自分で生産しなければならず、それが膵臓の負担になっているという訳です。

特に肥満症状のある犬は膵炎になることが多いと言われていますので、そうならないように犬には適度な運動をさせるよう気をつけましょう。

食事で人間の味を覚えさせないことが大切

とは言え犬の主食はドッグフードになりますので、ドッグフードを食べさせないということは難しいでしょう。

膵炎を予防するための対策としては、脂っこいものや甘いおやつなど人間の食事を覚えさせないことが大切です。ただでさえドッグフードに脂肪が含まれているのに、さらに人間の食べるような高脂質なものを与えていると肥満そして膵炎の原因となります。

犬には犬に適した食事がありますので、食事の管理をしっかりしてあげることも飼い主の役割です。日頃から食事管理をしっかり行い病気を予防していきましょう。

膵炎にかかりやすい犬の種類

またミニチュアプードル、ヨークシャテリア、ミニチュアシュナウザー、コッカースパニエルといった犬種は体質的に膵炎にかかりやすいと言われています。さらに中年犬や老犬になると膵炎の発症率があがるとも言われています。

これらの犬種が膵炎にかかりやすい理由というのはよくわかっておらず、生まれつきの体質であるようです。これらの犬を飼っているという人は、膵炎になった時のサインにより注意を向けておくようにしましょう。

犬が膵炎になった時の治療方法

犬の膵炎に特効薬はない

飼い犬に膵炎の症状が疑われた場合、まずは獣医さんに連れて行くことが必要です。

しかし現代で犬の膵炎に効く特効薬というものは開発されていませんので、基本的には食事を止めての自然治療になります。痛みがある場合はそれを抑える抗生物質を投与、水分が不足する場合は点滴で補うといった治療はできますがあくまでサポートに過ぎません。そのため入院設備のある動物病院では入院させることもあります。

犬にとっては辛い状況が続きますが、飼い主としては見守ることしかできないのも辛い状況ですね。

膵炎の原因が特定できれば同時並行で治療する

先ほど膵炎の主な原因は食事にあると説明しましたが、膵炎は他の病気との合併症状で発症するケースもあります。また膵炎の症状がひどい場合は他の臓器に影響を及ぼすこともあります。

そのように膵炎の原因や合併症が特定できた場合は、膵炎の治療と並行して他の症状の治療も行います。膵炎になった時には早急な治療が必要になりますので、まずは獣医さんと相談し今後の治療方法について話を聞くようにしましょう。

完治したとしてもその後の過ごし方が大切

膵炎には特効薬がないため、完治したと思っても根本的な治療にはなっていない場合があります。そのため膵臓にダメージが残ったままになる場合もあり、根本的な対策がされていないと再発する可能性は十分にあります。

膵炎が完治したとしてもその後食事治療をしっかり行い、膵炎が再発しかねないような高脂質な食事を控えるなどしていきましょう。

膵炎の疑いが出たら対策は早急な治療

ここまで犬の病気である膵炎の症状・原因・治療方法について紹介してきました。膵炎になった犬は人間でいう胃腸風邪のような症状になり、食事ができず嘔吐・下痢などを引き起こすとても辛い症状になります。主な原因は高脂質な食事にあると言われていますので、日頃から食事管理については気を配りましょう。また愛犬に膵炎の症状が出ることがあれば、すぐに病院に連れて行き早急な治療を行いましょう。

膵炎は他の臓器との合併症を起こす可能性もあり、膵炎が原因となって亡くなった犬も少なくありません。そのためには膵炎について正しい知識を身につけ、飼い主も膵炎に対して理解しておくことが必要です。犬の病気について理解し、これからも愛犬と楽しい時間を過ごしていきましょう。

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