犬の予防接種について解説!必要なワクチンの種類や頻度も紹介

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犬を飼う上で必ず行わなければならないのが予防接種。犬も人間と同じく細菌やダニから病気をもらい、それを広める可能性があるので予防接種は必要になります。しかし単に予防接種といっても、はじめて犬を飼う人にとっては、「どのくらいの頻度でどんなワクチンを打てばいいのかわからない」というのが現状かと思います。こちらの記事では、犬の予防接種・ワクチンについて、動物病院サプリ編集部がお届けします。

犬の予防接種についての基礎知識

一言で犬の予防接種といっても、犬に対するワクチンは多数開発されており、どれを接種すればいいのかわからないという人も多いかと思います。こちらでは、まず予防接種に関する基本的な知識から順に説明をしていきます。

予防接種が義務付けられている狂犬病ワクチン

まず、犬を飼っている場合に必ず接種しなければならないのが「狂犬病ワクチン」です。日本では、生後3ヵ月以降の犬に対して1年に1度の接種が義務付けられています。日本で狂犬病が発症した例は少ないですが、人や犬に感染した場合死亡率がほぼ100%という恐ろしいウイルスで、いまだに世界では猛威をふるっています。日本で狂犬病が発症していないからと言っても、海外から狂犬病のウイルスが入ってくる可能性はあります。そのウイルスが自分の犬を介して猛威をふるう可能性もゼロではありませんので、狂犬病の予防接種は忘れずに受けるようにしましょう。

できれば接種したほうがよいコアワクチン

法律で接種が義務付けられているのは狂犬病のワクチンのみですが、それ以外にも日本で犬を飼う場合に接種しておいた方がいいワクチンがあります。接種が推奨されているワクチンのことを「コアワクチン」と言い、日本獣医学会によると犬ジステンバー、犬パルボウイルス感染症、犬伝染性肝炎の3つの病気が対象となっています。これらの病気は、発症した場合に犬の致死率がとても高くなってしまうので、接種をした方がよいとされています。ある日突然愛犬が死んでしまうという悲しい事態を防ぐためにも、コアワクチンの予防接種は推奨されています。

感染リスクによって接種したほうがよいノンコアワクチン

コアワクチンほど接種が推奨されているわけではありませんが、地域や生活によって感染リスクが高い場合に接種した方がよいとされているのが「ノンコアワクチン」です。ノンコアワクチンの中には、暖かい地域でよくみられるレプトスピラ病、犬かぜと呼ばれるパラインフルエンザウイルス感染症などがあります。ノンコアワクチンを接種するかどうかは、住んでいる地域や生活環境によって異なりますので、かかりつけの獣医さんに相談してどのワクチンを打つのか決めるのがよいでしょう。

コアワクチン、ノンコアワクチンは混合ワクチンによって接種

コアワクチンとノンコアワクチンの説明をしてきましたが、これらのワクチンは「混合ワクチン」という1つのワクチンにまとめられていることが多いです。例えば、犬ジステンバー及び犬パルボウイルス感染症を予防する2種混合ワクチンといった具合です。混合するワクチンの種類を増やすほど値段は上がっていきますので、必要な分のワクチンだけ接種するという選択が可能です。

予防接種の頻度と回数

犬の予防接種に関する基礎知識を学んだところで、続いては予防接種の頻度と回数について紹介していきます。しかしながら、この予防接種の頻度と回数については、専門家の間でも様々に意見が分かれていますので、知識を身につけたうえで信頼できる獣医さんに相談するようにしましょう。

予防接種の頻度についての解説

予防接種の頻度については様々な意見がありますが、ここでは日本獣医学会が推奨している頻度に基づいて解説をしていきます。日本獣医学会によると、コアワクチンについては、6週齢から8週齢で接種を開始し、2~4週間間隔で16週齢以降まで接種します。そして、6カ月または1年後に再接種(これをブースターと言います)した後は3年以上の間隔で追加接種を行うのがよいとされています。ただし狂犬病ワクチンについては、1年に1度の接種が義務付けられていますので注意しましょう。また、ノンコアワクチン対象の代表格であるレプトスピラ病やパラインフルエンザウイルス感染症では、ブースターの後も毎年の接種を推奨しています。

ブースター後の予防接種について意見がわかれている

予防接種はブースターの後1年間隔がよいという意見と、3年間隔がよいという意見が専門家の間でもわかれています。ワクチンを打つことによって病気を予防することができますが、ワクチンを過剰に摂取することで犬の体調が悪くなってしまうこともあります。この問題については、専門家でも解決ができていないのが現状ですので、犬ごとに適切な頻度で予防接種をしていくという以外に現状対応方法はありません。こういったことが相談できるように、信頼できる獣医さんを見つけておくことが大切です。

予防接種をする際の注意点

犬の体調は万全にしていく

予防接種を受ける時に気をつけなければいけないのは、犬の体調を万全にしていくことです。もし、犬が病気をしている状態であれば、ワクチンの副作用が身体に及ぼす影響が大きくなって犬の身体に差し支えてしまいます。ただでさえ予防接種をすることによって体調を崩してしまう犬もいますので、犬の体調は万全の状態にして予防接種にのぞみましょう。

予防接種は午前中に余裕をもって

また、予防接種は午前中に余裕をもって行うのがよいとされています。先ほども説明しましたが、犬によっては予防接種を受けたことで逆に体調を崩してしまうことがあります。そうなった場合、病院にいればすぐに対応してくれるので、予防接種は時間に余裕をもって受けた方がよいというわけです。できれば、予防接種を受けた後30分ほどはそのまま病院に滞在し、予防接種後の経過をみるとよいでしょう。

犬の予防接種はとても大切

ここまで、犬の予防接種の基礎知識・頻度・注意点について解説をしてきました。予防接種は、犬の体調を守り、末永く付き合っていくためにとても大切なことです。狂犬病ワクチンは必ず打たなければなりませんが、その他のワクチンについては信頼できる獣医さんと相談のうえで、ワクチンの種類と頻度を決めるとよいでしょう。もちろんワクチンを打ったからといって、全ての病気を予防できるというわけではありません。人間と同じように、普段の食事や運動が犬の健康にも重要です。予防接種に関する正しい知識を身につけて、犬の健康を守っていくことが大切です。愛犬とともに楽しい時間を過ごすためにも、愛犬の健康にはしっかりと気を配っていきましょう。

犬の予防接種でおすすめの動物医院 九州編

室見動物病院

出典:http://www.muromiah.org/

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