大型犬を飼っていると、連れて行ける場所が限られることもあり、ペットホテルの利用を検討するケースは多いでしょう。飼い主としてはより快適に過ごせる施設を選びたいと考えるものですが、宿泊料金はどの程度かかるのか、すべてのペットホテルが大型犬に対応しているのかなど、疑問は尽きません。そこで今回は大型犬のペットホテル利用をテーマに、料金相場や望ましい環境といった気になる情報をまとめました。預け入れに際しての注意点も挙げるので、参考にしてください。
大型犬に適したペットホテルの環境

まずは、大型犬に適したペットホテルの環境とはどのようなものなのか、具体的に押さえましょう。すべての施設が大型犬を受け入れてくれるのかという点についても理解を深めておくと、ペットホテルを探す段階で焦ることがありません。
- すべてのペットホテルが大型犬に対応していますか?
- 結論からお伝えすると、すべてのペットホテルが大型犬に対応しているわけではありません。大型犬は身体のサイズが大きいため、十分なスペースが確保できないとの理由から、受け入れを断っている施設も見られます。特に小動物を中心として取り扱っている施設の場合、大型犬には対応していない可能性が高くなるでしょう。そのため、大型犬を預けようかと検討する際には、まずは受け入れ自体ができるかどうか、しっかりと確認しておくことが大切です。
- 大型犬には、どのようなペットホテルが適していますか?
- 大型犬は小型犬や中型犬に比べてサイズが大きく、スペースが要因となってストレスを感じやすいことから、十分な運動スペースが確保されたペットホテルの利用が適しています。大型犬専用の広いケージや個室が用意されていることも、欠かせない条件です。加えて、大型犬の扱いに慣れたスタッフが在籍していれば、トラブルを回避できる確率が高まるでしょう。力の強い大型犬は制御が難しいため、経験豊富なスタッフによる対応が望まれます。
- 大型犬に適した環境が整ったペットホテルの探し方を教えてください
- 前述のとおり、大型犬が快適に過ごすには、十分なスペースと経験豊富なスタッフによるサポートが必要となるので、宿泊料金の安さ重視でペットホテルを探していると、ニーズに沿った施設を選ぶことが難しくなるでしょう。コスト面のみをチェックするのではなく、サービスの質が担保されているか見極めることが、大型犬に適したペットホテルを探すときのポイントです。なかには格安で大型犬を受け入れてくれるペットホテルもありますが、そうした施設を選ぶときはより入念に事前見学して、適切な環境が整っていることを確認しましょう。
大型犬が宿泊するときの料金相場
大型犬をペットホテルに預けるとなると、何となくコストがかさみそうというイメージはあるものの、実情はどのようになっているのか、よくわからないという飼い主の方も多いでしょう。ここでは、大型犬が宿泊するときの料金相場について、詳しく解説を加えます。
- 大型犬の宿泊料金は小型犬や中型犬に比べて高くなりやすいですか?
- 犬をペットホテルに預けるときの宿泊料金は、小型犬・中型犬・大型犬と階層的に分類されており、サイズが大きくなるにつれて料金も高くなることが一般的です。大型犬を受け入れるには広いスペースや適切なサポートが必要となるため、宿泊料金も割高になるものと念頭に置いておきましょう。大型犬の宿泊料金が小型犬の倍近くに設定されている施設もみられます。
- 大型犬が宿泊するときの料金相場を教えてください
- ペットホテルの宿泊料金は施設ごとに異なり、当該施設の立地やサービス内容によっても変動しますが、大型犬が宿泊するときの料金は1泊あたり5,000円から6,000円程度が相場です。ただし、超大型犬という分類があり、これよりも高い料金が設定されているケースも見られるので、実際にホテルを利用するときには愛犬がどの分類に該当するのかなど、あらかじめ確認しておくことが欠かせません。
- 大型犬を預ける場合、オプションサービスなどは必要ですか?
- 大型犬がペットホテルに滞在するときのストレスを軽減させるポイントは、十分な運動量の確保です。そのため、オプションとして、お散歩サービスなどを追加するとよいでしょう。なお、基本サービスの範囲は施設ごとに異なるので、どのようなサービスがオプションとして提供されるのかについても、事前によくチェックしてください。
大型犬を預けるにあたっての注意点

終わりに、大型犬をペットホテルに預ける際の注意点についてもまとめます。正しい知識を身に付けたうえで、余裕を持って預け入れの準備を進めることにより、愛犬の快適な滞在をサポートしてあげましょう。
- 大型犬を預けるにあたり、事前に準備しておくべきことはありますか?
- 大型犬に限ったことではありませんが、健康チェックやワクチン接種はしっかりと済ませておきましょう。加えて、特に身体が大きい大型犬の場合、ペットホテルで快適に過ごせるだけの広いスペースが確保されているか、事前に把握しておくことが大切です。気になる施設が見付かったら事前見学に行き、ケージや運動スペースの広さをチェックしてください。施設の安全性やスタッフの犬に対する接し方も、あわせて確認するとよいでしょう。
- 事前にペットホテルのスタッフに伝えておくべき情報はありますか?
- 日頃自宅で自由に過ごしている大型犬は、スペースに限りがあるペットホテルでの滞在中、ストレスを感じやすいとされています。何か異常があれば速やかに気付いてもらえるよう、普段の様子を詳しく伝えておくべきです。具体的には、食事や散歩、排便の様子などをスタッフに共有してください。さらに、性格や癖などを伝えておくと、スタッフも愛犬との接し方を工夫しやすくなり、充実した滞在が実現するだけでなく、トラブルの防止にも役立ちます。その他には、万が一の場合に備えて、緊急時にすぐやり取りできる連絡先を教えておくことも重要です。
- 大型犬を預けるうえでほかに注意点があれば教えてください
- 大型犬の健康は食事や環境にも左右されることから、ペットホテルを利用するにあたっては、食事プランや投薬についても気を配らなければいけません。普段食べ慣れたフードを持ち込むことはできるのか、投薬による健康管理に対応しているのかなど、あらかじめ明確にしておきましょう。なお、ペットホテルにおける投薬に関しては法的な制約があり、投薬対応が可能なのは獣医師や愛玩動物看護師が在籍する施設のみとなっているので、注意が必要です。少しでも健康面に不安がある大型犬を預ける場合には、動物病院併設のペットホテルや愛玩動物看護師在籍の施設を選ぶと、飼い主の負担も軽減されるでしょう。
編集部まとめ
大型犬は広いスペースや細やかなサポートを必要とすることから、ペットホテルの宿泊料金は割高になります。そのため、料金の安さのみを重視するのではなく、施設の環境やサービスの質を見極めることが、信頼できるペットホテルを見付けるポイントです。すべてのペットホテルが大型犬に対応しているわけではない状況を鑑みても、外出の予定が決まったら、施設選びは早めに進めましょう。飼い主がしっかりと準備を整えることが、愛犬のストレス軽減にもつながります。
