ペットホテルから帰宅後、愛犬や愛猫が体調を崩すことは珍しくはありません。環境の変化やストレスが原因と考えられています。
本記事ではペットホテルから帰宅後に体調不良になった場合について、以下の点を中心にご紹介します。
- ペットホテルから帰宅後に体調不良になった場合の対処法
- ペットホテルを利用する際に気を付けたいこと
- ペットホテルの選び方
ペットホテルから帰宅後に体調不良になった場合について理解するためにも、ご参考いただけますと幸いです。ぜひ最後までお読みください。
ペットホテルから帰宅後に体調不良になった場合

- ペットホテルから帰った後の体調管理で気をつけることはありますか?
- ペットホテルから帰宅後、いつもより元気がなかったり、過度に興奮している場合は、ストレスや体調不良のサインかもしれません。
体調不良のサインが見られる場合は、まず十分な休養を取らせてあげましょう。静かで薄暗い場所を用意し、室温を快適な状態に保つなど、安眠しやすい環境を用意してあげましょう。笑顔で褒めることや、マッサージなどを取り入れたスキンシップもおすすめです。
食欲の変化も重要なチェックポイントです。数日間食欲が戻らない場合は、獣医師に相談してみましょう。
また、下痢や嘔吐があり、血便、尿の色や回数の変化が見られたり、症状が続いたりする場合は、速やかに動物病院で診察を受けましょう。
- ペットホテルから帰宅後に体調不良になった場合、どのような原因が考えられますか?
- ペットホテルから帰宅後に体調不良を起こす主な原因はストレスです。
犬や猫は環境の変化に敏感で、長時間ケージ内で過ごしたり、ほかの動物の気配や鳴き声を聞いたりするなど、普段と異なる場所で過ごすことがストレスの要因となります。
また、生活リズムの違いも影響します。食事のタイミングや内容が変わることで食欲が低下し、帰宅後に食事を拒むこともあります。
さらに、運動不足だったり、緊張状態が続くことで、滞在中に水をあまり飲まなかったり、排泄が不規則になったりして、体調不良につながることもあります。
ペットの性格によっては、ほかの動物との接触に強いストレスを感じることもあります。ホテルによってはフリースペースでの交流があるため、苦手な動物と接触し、ストレスを感じたりトラブルが発生する可能性もあります。
さらに、突然飼い主に会えなくなることによって、ストレスを感じるケースもあります。
- 帰宅後にペットが体調不良になった場合、ペットホテルに確認すべきことはありますか?
- ペットホテルから帰宅後、ペットが咳をしていたり、皮膚に異常が見られたりする場合は、体調の悪いペットや、皮膚の疾患のあるペットを預かっていなかったか確認しましょう。
また、事前に自身のペットの健康状態に問題ないことを証明できるようにしておきましょう。
- ペットホテル利用後に動物病院に行く際の注意点を教えてください
- ペットの様子がおかしいとパニックに陥ってしまうかも知れませんが、まずは焦らず、動物病院へ予約を入れましょう。
また、ペットホテル利用後に関わらず、何か症状が出て動物病院を受診する際は以下を持参すると、診察の手がかりとなります。
・普段あげている薬・フード
・排泄物・嘔吐物(できるだけ新しいもの)
・普段の様子との違いがわかる写真や動画、症状のメモ
・ワクチン証明書、健康診断書、保険に関する書類など
ペットホテルを利用する際の注意点

- ペットホテルに預ける際、体調不良になるのを防ぐ方法はありますか?
- ペットホテルに預ける前に、事前に短時間の滞在を経験させるのがおすすめです。
初めは1〜3時間程度から始め、徐々に時間を延ばしていき、スタッフの方や環境に慣れさせましょう。
次に、普段の環境を持ち込むことも大切です。いつも使っているベッドやおもちゃ、タオル、食器を持参すると、見知らぬ場所でも落ち着きやすくなります。
いつもと同じ食事やおやつを持ち込み、ホテル側に与えてもらうのもおすすめです。
さらに、お留守番の練習をしておくことも重要です。普段から短時間のお留守番を経験させ、ケージやサークルに入ることに慣れさせておくとよいでしょう。
また、ペットホテル選びも重要です。犬が苦手な子は個室タイプを、環境変化に弱い猫は猫専用のペットホテルを選ぶことで負担の軽減が期待できます。
- ペットホテルに預けるときの注意点はありますか?
- まず、感染症予防のため、ワクチン接種やノミ・ダニ予防は必須です。予防接種証明書を用意し、フィラリア予防や駆虫薬の投与も忘れずに行いましょう。
また、健康診断を受けておくことも重要です。
持病やアレルギーがある場合は、ホテル側に詳細を伝えておくと安心でしょう。
さらに、万が一の脱走に備えて、名札やマイクロチップを装着し、迷子対策を万全にしておきましょう。
最後に、ホテルのルールや雰囲気を事前に確認し、スタッフの対応や施設の衛生環境をチェックしましょう。
ペットホテルの選び方や費用

- ペットホテルの種類を教えてください
- ペットホテルにはいくつかの種類があり、目的やペットの性格に応じて選ぶことが重要です。
・ペットホテル専門型
設備やサービス、個別対応の充実が期待できます。ただし医師がいないため、体調不良が起きても十分な対応は難しくあります。
・動物病院併設型
獣医師が常駐しているため、持病のあるペットや万一の体調不良に対応できます。主にケージ預かりであり、遊ぶ時間は少ない傾向にあります。
・ペットショップ併設型
ショッピングモール内などにある場合は買い物ついでに利用しやすいメリットがあります。ただし、スタッフの常駐時間が限られている点に注意が必要です。
・トリミングサロン併設型
トリミングサービスも一緒に利用できるのが特徴です。体調不良時の対応は難しくあります。
・自宅型(在宅ペットシッター)
個人宅で預かるタイプで、1〜2組程限定で手厚いケアを行うという所が多いようです。料金はやや高めの傾向にあります。
・犬の保育園・幼稚園型
しつけや社会化を兼ねた施設で、ドッグトレーナーが在中していることが特徴です。犬同士の交流を重視するため、社交的な子におすすめです。
それぞれの特徴を理解し、ペットに合ったホテルを選びましょう。
- ペットホテルの選び方を教えてください
- ペットホテルを選ぶ際は、ペットの性格や健康状態に合った施設を選ぶことが大切です。以下のポイントを確認しましょう。
1. 部屋のタイプを確認
ストレスを感じやすい子や多頭飼いのペットはケージタイプではなく、個室タイプがおすすめです。
2. 感染症対策や空調管理の有無
3. 食事の持ち込みが可能か
4. ドッグランの有無や散歩の頻度、安全対策の確認
5. 夜間スタッフの常駐状況
夜間のスタッフ不在が心配な場合は、24時間体制のホテルを選びましょう。監視カメラがある施設も安心材料になります。
6. 緊急時の対応方法
動物病院併設のホテルや、提携先の病院がある施設を選ぶと、万が一の際も迅速な対応が期待できます
7. 動物取扱業の登録確認
行政の認可を受けている施設かどうか、登録番号が掲示されているかを確認しましょう。
8. 事前見学が可能
- ペットホテルが利用できない場合はありますか?
- ペットホテルは便利なサービスですが、以下のような場合には利用できないことがあります。
1. 休暇シーズンや連休で予約が混雑している場合
2. 体調不良がある
3. 感染症にかかっている
4. ワクチン接種を済ませていない
5. ノミ・ダニ予防をしていない
6. 基本的な指示に従えないなど、しつけができていない場合
7. 人慣れ・ケージ慣れしていない場合
8. 年齢制限がある場合
このような場合は、信頼できる友人や家族に預けるか、ペットシッターの利用を検討しましょう。
- ペットホテルにかかる費用について教えてください
- ペットホテルの料金は、ペットの種類やサイズ、宿泊環境によって異なります。
犬の場合は、以下のような金額設定が相場です。
・小型犬:3,000円~4,000円/泊
・中型犬:3,500円~4,500円/泊
・大型犬:5,000円~6,000円/泊
・超大型犬:6,000円~7,000円/泊
猫の場合は、ケージフリーかどうかで料金に差があり、3,000円〜8,000円程度が目安です。小動物(うさぎ・フェレット・モルモット・インコ・ハムスター)は1,000円〜3,000円程が相場です。
また、滞在中に体調不良やケガが発生した場合の医療費は、ホテル側の過失でない限り飼い主負担となるため、事前に提携動物病院の料金も確認しておくとよいでしょう。
編集部まとめ

ここまでペットホテルから帰宅後に体調不良になった場合についてお伝えしてきました。
ペットホテルから帰宅後に体調不良になった場合について、要点をまとめると以下のとおりです。
- ペットホテルから帰宅後に元気がない、食欲不振、下痢や嘔吐が見られる場合は、まず十分な休息を取らせる。症状が続く場合や悪化した場合は、早めに動物病院を受診する
- ペットホテルを利用する際は、事前にワクチン接種やノミ・ダニ予防を済ませる。事前にホテルの環境や夜間対応の有無、体調不良時の対応方法を確認し、普段の食事やお気に入りのアイテムを持参する
- 部屋のタイプや散歩の有無、夜間スタッフの常駐状況、緊急時の対応などをチェックし、ペットがストレスなく過ごせる環境を選ぶことが大切
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。