トリミングの手順|当日の流れや所要時間、不安を減らすポイントを解説!

トリミングの手順|当日の流れや所要時間、不安を減らすポイントを解説!

トリミングはペットの見た目や健康を維持するうえで欠かせない重要なケアです。定期的にトリミングサロンを利用することが望ましいですが、どのように施術が進むのかよくわからず、不安を感じている飼い主の方も多いのではないでしょうか。今回はトリミングの手順をテーマに、押さえておきたいポイントをまとめました。トリミングの基礎知識から具体的な施術の流れまで、順を追って解説していくので、ぜひ参考にしてください。

【トリミングの手順】基礎知識

【トリミングの手順】基礎知識

トリミングというとカットのイメージが強いものの、実際にはその他にも多くのステップを踏んでケアが進められていきます。まずは、トリミングとはどのようなものなのか、基礎知識を押さえましょう。

トリミングはどのような手順で進みますか?
この後のパートでも詳しく説明しますが、トリミングはカウンセリングを済ませた後に、爪切りや耳掃除、肛門腺絞りなどの下処理からスタートします。下処理が完了したら、シャンプーやドライングを経て、ようやくカットに取りかかるという流れです。所要時間の目安は、下処理に15分から25分、シャンプーに10分から20分、ドライングに40分から60分、カットに30分から60分程度かかるものと考えてください。ただし、ペットの種類や希望するスタイルによって大きく変動するので、注意が必要です。毛量の多いペットや身体が大きいペット、こだわったスタイルに仕上げたい場合は、特に時間を要します。
トリミングの手順はサロンによって違いがありますか?
大まかな流れは同じですが、細かいケアの有無や、どこまでが基本メニューに含まれているかはサロンによって異なります。希望するケアがオプションメニューとして提供されている可能性もあるため、疑問に思うことがあれば、事前に確認を入れておきましょう。
初めてのトリミングで、不安を軽減する方法があれば教えてください
基本的にトリミングの時間が長い程、ペットの不安は大きくなっていきます。そのため、初めてのトリミングにおいて、いきなりこだわったスタイルを希望するようなことは避けた方がよいでしょう。まずはシャンプーのみのコースを利用して、少しずつトリミングサロンの雰囲気に慣らすというのも一案です。

【トリミングの手順】準備・下処理

前述のとおり、トリミングはシャンプーやカットから始まるわけではありません。トリミング前の準備や下処理についても、一定の時間が割かれることを覚えておきましょう。適切な手順を踏むことで、トリミングの仕上がりも大きく変わります。

カウンセリングではどのようなことを確認されますか?
トリミング前のカウンセリングでは、希望するメニューや仕上がりなどを確認されます。カウンセリングのときに普段のお手入れの様子や飼い主が気になっていることなども伝えておくと、よりスムーズに施術が進むでしょう。
体調不良や持病がある場合は事前に伝えるべきですか?
持病があるペットのトリミングを依頼するときは、事前に情報を共有してください。持病があることを念頭に、無理のない範囲で施術を進めてもらう必要があります。持病を理由に対応を断られる場合や、飼い主の不安が大きい場合には、動物病院併設のトリミングサロンを利用するのもよいでしょう。なお、明らかな体調不良が認められる場合には、無理をせず、別の日に予約を入れることをおすすめします。体調を崩しやすい予防接種後2~3日以内のトリミングも控えてください。
シャンプー前にどのようなケアが行われますか?
シャンプー前には爪切りや爪やすり、耳掃除、肛門腺絞りなどのケアが行われます。また、オプションメニューとして歯磨きを提供しているサロンもあります。
爪切りや耳掃除は必ず行われますか?
爪切りや耳掃除といったシャンプー前のケアはオプションメニューとして提供されているケースもあるため、あらかじめ詳細を確認しておきましょう
皮膚トラブルが見付かった場合はどうなりますか?
トリミング中に皮膚トラブルなどの異常が見付かった場合には、ペットの安全性を考慮して、施術が中断・中止される可能性もあります。

【トリミングの手順】シャンプー〜仕上げ

【トリミングの手順】シャンプー〜仕上げ

おわりに、シャンプーから仕上げにかけての工程についても、どのようなケアが行われるのか掘り下げていきましょう。トリミング後は飼い主がしっかりとフォローを行い、その後のよりスムーズな施術につなげることが大切です。

シャンプーはどのような手順で行われますか?
シャンプーといっても、いきなりペットの身体を濡らし始めるのではありません。毛玉やもつれを丁寧に取り除いたうえで、シャンプーに取りかかります。あらかじめ被毛を整えておかないと、濡れた後に絡まり、状態が悪化する恐れもあるためです。毛玉やもつれを取り除くのには時間がかかり、細やかな配慮も求められるので、場合によっては追加料金が発生します。この時間を短縮するには、日頃のブラッシングをこまめに行っておくことが欠かせません。きれいな状態になったら、シャンプーに移ります。シャンプーの時間も、汚れがひどい程長くなっていきます。その後、被毛を乾かすドライングに進むという流れですが、ドライングの工程も慎重に行わなければいけません。対応を誤ると、ペットが火傷を負う可能性もあるでしょう。このようにシャンプーのみを見ても、さまざまな工程が含まれています。
全身カットはどのような流れで進みますか?
一般的に、全身カットは足裏やお腹、肛門といった汚れやすい部分の被毛をバリカンで刈ることから始まります。その後、足回りの被毛をコームでといて、足裏からはみ出た部分をカットするという流れです。続いて、お尻、尾、背中、首、前胸、胸底などの被毛を全体のバランスを整えつつカットしていきます。顔は動かないように顎の部分を持った状態で、目頭からカットします。耳先の被毛を整えることもポイントです。全身のカットが完了したら、リボンなどを付けて仕上げます。こうしたケアは自宅で行おうとしても簡単ではなく、時間がかかりすぎると犬の負担も大きくなることから、トリミングサロンを利用するのがおすすめです。特に顔のカットはペットの見た目を大きく左右するばかりか、ペットが警戒心から身体を動かせば大怪我につながる可能性もあるため、無理にセルフトリミングするようなことは避けましょう。
トリミング後はどのような説明がありますか?
トリミング後に事前のカウンセリングのような長い説明があるわけではないのですが、トリマーが施術中に気付いた点などがあれば、このタイミングで情報を共有してもらえるでしょう。逆にトリミングに関して気になる点があるようなら、飼い主の方から質問してみてください。トリミング後すぐに、次回の予約を入れるよう提案されるケースも見られます。すぐに次の話が出ると負担に感じるかもしれませんが、しっかりと予定を立てて適切なタイミングでトリミングを継続することは、ペットの見た目や健康を維持するうえで大いに役立ちます。定期的なトリミングで被毛の状態を維持しておくと、一回の施術時間が短くて済むというメリットもあるので、特段問題がなければ、次回の予約まで完了しておくのも一案です。

編集部まとめ

一口にトリミングといっても、一連のケアは多くの工程から成り立っています。正しい手順を踏んでこそ高い効果がえられるため、大切なペットのケアはやはりトリミングサロンに任せるのがおすすめです。とはいえ、自宅でのケアが不要というわけではありません。飼い主がこまめにブラッシングなどを行い、被毛の状態が保たれていれば、トリミングサロンでのケアもスムーズになります。日頃からトリミングへの意識を高く持ち、ペットの健やかな日々をサポートしてあげましょう。

【参考文献】