多頭飼いでしつけ教室を活用するメリットや注意点などをわかりやすく解説

多頭飼いでしつけ教室を活用するメリットや注意点などをわかりやすく解説

ともに過ごす楽しみも倍増しそうな多頭飼いですが、実際に性格の異なる犬たちを同時に飼うとなれば、問題も起こるものです。飼い主だけでは対応が難しい場合もありますが、しつけ教室に通うと、どのようなメリットがあるのでしょうか。今回は多頭飼いでのしつけ教室活用をテーマに、押さえておきたい情報をまとめました。多頭飼いを検討するにあたって留意すべきことは何かもお伝えするので、今後新たな犬を迎えようかと考えている方も含めて、ぜひ参考にしてください。

多頭飼いでしつけ教室を活用するメリット

多頭飼いでしつけ教室を活用するメリット

しつけ教室にサポートを仰ごうかと検討しているものの、その必要性がよくわからず、利用に踏み切れないという飼い主の方もいるでしょう。まずは、多頭飼いでしつけ教室に通うメリットについて、詳しく解説を加えます。

多頭飼いで起こりやすいしつけの問題はありますか?
犬は興奮しすぎると、うまく指示に従えません。多頭飼いをしていて遊びがエスカレートしたときも、飼い主の介入によってすぐに中断できればよいのですが、制御できない状態に陥るようであれば、適切なしつけは行うことが難しくなるでしょう。性格の異なる犬がともに暮らす以上、なかなか仲良くできず、一方の犬が威嚇するような態度を取り始める可能性も考えられます。このように、多頭飼いならではといえるしつけの難しさがあることは、念頭に置いておかなければいけません。
しつけ教室に通わせずに多頭飼いのしつけはできますか?
それぞれの犬と飼い主の関係性がしっかりと築かれており、2匹同時にしつけができるような状態であれば、しつけ教室に通わせなくても大きな問題はないでしょう。一方で、うまく一緒に過ごすことができず、改善に時間を要しているなら、しつけ教室の活用を検討してみてください。多頭飼いの問題を放置すると、犬が怪我を負うようなトラブルに発展するかもしれません。少しでも不安に感じることがあれば、プロのトレーナーに相談してみるのがおすすめです。
多頭飼いの犬をしつけ教室に通わせるメリットを教えてください
一般的に多頭飼いのしつけは、1匹のみ飼っている場合よりも難しくなります。2匹の犬が同時に指示に従えるようになるには、一定期間トレーニングを重ねなければならないため、飼い主だけでは対応しきれないこともあるでしょう。そのような場合にしつけ教室を活用すると、トレーナーがそれぞれの犬に対して状況に応じたトレーニングを行ってくれることから、より効果的なしつけが可能になるというメリットがあります。愛犬たちとストレスなく過ごせる環境を整えるためにも、うまくしつけ教室を活用してください。

多頭飼いでしつけ教室を利用する際の注意点

いざしつけ教室に通うことになると、具体的にはどのようにトレーニングを進めるべきなのかといった、さまざまな疑問が湧いてきます。誤った認識を持って焦ることがないよう、多頭飼いでしつけ教室を利用する際の注意点も確認しておきましょう。

しつけ教室を利用する場合、すべて一緒に通わせるべきですか?
多頭飼いの場合、いきなり犬同士の絆を結ぼうとするよりも、それぞれのトレーニングをしっかり実施することが重要となるため、しつけ教室を利用する際は別々に通わせるとよいでしょう。
どのような形態のしつけ教室を利用すべきですか?
1匹がトレーニングを受けている間、もう1匹は別の部屋で家族と過ごさせるように、トレーナーが家庭を訪問する出張型のしつけ教室を利用するのも一案です。飼い主の生活スタイルに合わせた柔軟なトレーニングが可能となることも、出張型しつけ教室のメリットといえます。
しつけ教室では、どのようなトレーニングを実施するのか教えてください
しつけ教室では、2匹の犬がそれぞれのケージやクレート内で落ち着いて過ごせるようにするためのハウストレーニングや、トイレトレーニング、犬の安全性確保やいたずら防止に向けたトレーニングなどを実施します。
複数の犬を一度にしつけるときは、先住犬をひいきした方がよいですか?
先住犬をないがしろにしないことはとても重要ですが、あからさまにひいきしてしまうと、かえって犬同士の関係が悪化する恐れもあります。いきなりほかの犬と暮らすことになった先住犬に寄り添いつつも、特別扱いしすぎることは避け、それぞれの犬に対して同じように愛情を注ぐとよいでしょう。

多頭飼いを検討する際に考えておくべきこと

多頭飼いを検討する際に考えておくべきこと

ここまでに述べたとおり、多頭飼いでのしつけは決して簡単ではありません。安易に複数の犬を迎えると、トラブルに発展する可能性も否定できないでしょう。終わりに、多頭飼いを検討するにあたって考えておくべきことについても、ポイントをまとめます。

多頭飼いを検討する際は、どのような点に留意すべきですか?
犬同士にも人間と同じように、相性があります。相性が悪い犬を多頭飼いすると、それぞれの負担が大きくなるため、一緒に暮らしていけるかどうか、慎重に見極めなければいけません。新入りを迎えたいと考える場合には、あらかじめ先住犬と顔合わせする機会を設けて、問題がないかチェックしましょう。また、相性がよくても、体格が違い過ぎると遊びの際に怪我をする恐れがあるので、身体のサイズが同じくらいの犬種を選ぶよう留意してください。年齢差も、5歳程度に収めるのがおすすめです。先住犬が高齢で、2匹目が元気いっぱいの子犬である場合、先住犬のストレスが大きくなることが考えられます。とはいえ、逆に年齢が近すぎると、手がかかるタイミングや介護の時期が重なってしまい、飼い主の対応が大変になってしまうでしょう。多頭飼いは楽しいことばかりではありません。飼い主の責任も倍増するものと理解してください。
一緒に過ごす時間をできるだけ長くすれば、犬同士の仲は深まりますか?
まだ犬同士の関係性が構築されていないのに、いきなり一緒に過ごす時間を長くしても、犬同士の仲は深まりません。まずは、個別にしつけや遊びを行い、それぞれの独立心を養うよう心がけてください。互いに落ち着いて過ごせるようになったら、少しずつ触れ合いの機会を設けます。興奮するようであれば、リードを活用するのも一案です。愛犬の様子をよく観察しつつ、段階的に一緒に過ごす時間を長くしていきましょう。
喧嘩などのトラブルを防ぐコツを教えてください
犬の体力がありあまっていると、楽しく遊んでいるように見えてもエスカレートしてしまい、喧嘩が起きる恐れがあります。そのため、いったんそれぞれを散歩に連れ出すといった工夫により、落ち着いて触れ合える状況をサポートしてあげるとよいでしょう。犬同士が自然な流れで適切な関係性を築くだろうと期待しすぎることは、得策ではありません。飼い主が適宜介入して、それぞれの犬に指示を出せる状況を整えておくことこそ、大きなトラブルを防ぐコツといえます。

編集部まとめ

多頭飼いの場合、先住犬の行動を見て学ぶことができるので、新しい犬のしつけは簡単になると考える方も見られますが、うまくいくケースばかりではありません。多頭飼いならではの問題により、しつけが難しくなることが多いため、それを踏まえたうえで2匹目を迎え入れるか検討してください。多頭飼いでのしつけに不安を感じたら、しつけ教室に通ってプロのサポートを受けるのもおすすめです。飼い主が責任をもって、すべての犬が健やかに過ごせる環境を整えましょう。

【参考文献】