ハムスターは動物病院の預かりサービスを利用できる?必要な準備や注意点を解説

ハムスターは動物病院の預かりサービスを利用できる?必要な準備や注意点を解説

ハムスターはとても繊細な動物です。それだけに、長期にわたって家を空けるときには信頼できる場所に預けたいところですが、動物病院の預かりサービスはハムスターに対応しているのでしょうか。ハムスターを預けるにあたって準備すべきことや、飼い主があらかじめ押さえておくべき注意点とともに、詳しく解説を加えます。急な外出の予定が入ったタイミングで慌てないためにも、ぜひ参考にしてください。

動物病院の預かりサービスはハムスターに対応している?

動物病院の預かりサービスはハムスターに対応している?

ハムスターを預けたいと考えても、犬や猫程は参考にできる情報がなく、預かりを断られる可能性もあるのではないかと不安を抱いている飼い主の方もいるでしょう。初めに、動物病院の預かりサービスはハムスターに対応しているか否かについて、ポイントをまとめます。

動物病院の預かりサービスはハムスターに対応していますか?
ハムスターはとても繊細な動物であり、身体も小さいことから、ケアするにあたっては犬や猫とは異なる知識と設備が必要になります。そのため、ハムスターの診療自体を行っていない動物病院が多く、そうした動物病院は預かりサービスにも対応していません。逆にいうと、小動物を診療対象としている動物病院の預かりサービスは、ハムスターに対応しているケースがほとんどです。ともあれ、ハムスターを預かってくれる動物病院は限られており、預かりサービスの利用を希望するときには早めに信頼できる預け先を見付けることがポイントとなります。
ハムスターの預かりを断られる可能性はありますか?
前述のとおり、ハムスターの診療を行っていない動物病院については、預かりを断られる可能性が高いでしょう。また、ハムスターの預かりに対応している動物病院のなかにも、当該動物病院を受診したことがない場合は預かり前に身体検査を受ける必要があるなど、受け入れに際して一定の条件を設けているところがあります。凶暴性・攻撃性が高い個体の受け入れは不可としている動物病院や、初回利用時の長期預かりには対応していないという動物病院も見られます。こうした規定は動物病院ごとに異なるため、利用したい預け先を見付けたら、詳細を確認することが大切です。
ハムスターに適した預け先の見付け方を教えてください
動物病院のWebサイトなどに目をとおし、獣医師やスタッフがハムスター特有の病気や健康管理について十分な知識を持っていること、ハムスターに特化した設備や小さな診察器具があることなどをチェックするとよいでしょう。
ハムスターを動物病院に預ける際の費用目安を教えてください
ハムスターを動物病院に預ける際の費用目安は、一泊あたり2,000円から3,000円程度です。犬や猫に比べると安く設定されています。

動物病院のハムスター預かりサービス利用する準備

普段とは違う場所で過ごすとなると、ハムスターは少なからずストレスを感じます。飼い主として責任を持ち、万全の準備を整えることで、動物病院での滞在がよりスムーズなものとなるようにサポートしてあげましょう。

ハムスターを動物病院に預ける際の準備のポイントを教えてください
ハムスターを動物病院に預ける際には、環境の変化によるストレスを軽減するために、普段使用しているアイテムを準備するのがポイントです。実際にケージやフードの持参を預かりの条件としている動物病院も多く見られるため、小動物特有の持参品はないかよく確認して、預け入れ当日は忘れ物のないように気を付けましょう。
チェックインの前に確認すべきことはありますか?
ハムスターに限ったことではありませんが、動物病院にペットを預けるときのチェックイン・チェックアウトは診療時間内にのみ行える場合がほとんどです。ペットを預けに行ったはよいものの、お昼休みの時間帯で受付が閉まっているといった事態も考えられるので、チェックイン・チェックアウトが可能な時間帯については前もって調べておきましょう。お迎えに行った時間が診療時間外にあたり、チェックアウトのタイミングが後にずれてしまうと、当初の予定より費用が高くなることも考えられます。
動物病院までの移動で気を付けた方がよいことがあれば教えてください
ハムスターは環境の変化にとても敏感なことから、動物病院まで移動する際にもストレスの軽減に努める必要があります。移動中は直射日光や冷気を避けるとともに、振動や揺れも可能な限り抑えるように気を付けて、ハムスターを静かに運ぶことを心がけましょう。
スタッフにどのような情報を共有しておくとよいですか?
ハムスターに特殊な嗜好や、タオルをかじる、異食行動を取るなどの習癖があれば、あらかじめ申し出るようにしましょう。また、病気を患っている場合にも、情報を共有しておくことが大切です。

動物病院のハムスター預かりサービス利用時の注意点

動物病院のハムスター預かりサービス利用時の注意点

動物病院の預かりサービスを問題なく利用するには、滞在前後の配慮はもちろん、日頃からハムスターの様子に気を配っておくことが欠かせません。終わりに、ハムスターを預けるにあたり、飼い主が心に留めておくべき注意点をまとめます。

スムーズな預かりのために日頃から気を付けておくべきことはありますか?
繰り返しになりますが、ハムスターはとても繊細な動物であり、体調を崩したときには早期対応が命を守る鍵となります。何か異変が起きたらすぐに察知できるよう、日頃から食欲や便の状態、体重の増減、毛並み・皮膚の様子、目や耳の清潔さなどを観察しておき、預け入れの際は必要に応じて情報を共有しましょう。かかりつけの動物病院を決めて、定期的に健康診断と適切なケアを受けておくのもおすすめです。日頃から動物病院とコミュニケーションを図っておくと、ハムスターの健康管理に役立つだけでなく、預かりサービスの利用もよりスムーズになります。飼い主が目を配るだけでは気が付けない異変もあるので、特に病気の症状などがなくても動物病院に足を運んでみてください。
預かり中のストレスを軽減するためにできることはありますか?
普段から慣れ親しんでいるアイテムが身近にあると、預かり中のストレスも軽減します。動物病院の預かりサービスを利用する際には、いつも使用しているケージやフードに加え、おもちゃや巣材なども持参するとよいでしょう。
帰宅後にはどのようなフォローが必要ですか?
滞在中は元気にしていても、帰宅後にストレスから体調を崩すケースがあります。お迎え直後はハムスターが落ち着いて過ごせるよう配慮するとともに、食欲や体重、活動量は減っていないか、呼吸に異常はないか、軟便や下痢、血尿といった排泄の異変は見られないか、頬袋脱はないかといったことを注意深くチェックして、気になる点があれば、速やかに動物病院を受診してください。

編集部まとめ

ハムスターのケアには犬や猫とは異なる知識と設備が必要となるため、すべての動物病院が預かりサービスを行っているわけではありません。急な外出時に慌てないためにも、日頃からハムスターを診療対象とするかかりつけの動物病院とコミュニケーションを図り、預け入れの可否などについても確認しておくことが大切です。常にハムスターの様子に気を配って健康管理の意識を高めておけば、小さな異変を察知することができ、預かりサービスの利用もよりスムーズになります。

【参考文献】