治療(検査)内容
避妊・去勢や腫瘍摘出などの外科手術で、血管や組織を高周波と圧力で瞬時に融着・切断する技術です。体内に縫合糸を残さず安全・確実に止血できるため、犬や猫の手術において標準的に活用されています。
診療回数
糸を使わないため、犬(特にミニチュアダックス等)に多い「縫合糸反応性肉芽腫(糸に対するアレルギー)」を防げます。また、手術時間や麻酔時間を大幅に短縮でき、動物の体への負担を軽減します。
治療期間
手術中の工程として使用されるため、治療期間は手術・術後回復に準じます。避妊・去勢なら日帰り〜1泊、腫瘍摘出等でも数日程度の入院が標準で、麻酔時間が短いぶん術後の回復や覚醒が非常に早いのが特徴です。
リスク・副作用
高周波の熱による周辺の神経や腸管への熱損傷(やけど)や、過度な牽引・規定外の太い血管での不完全閉塞による術後出血リスクがあります。また、皮膚縫合等で糸を併用する場合は糸の反応が残ることもあります。
費用(自由診療)
動物診療は自由診療のため病院ごとに異なります。一般的な避妊・去勢や腫瘍手術の基本料金に対し、シーリング機器使用料(加算)として約5,000円〜20,000円程度が追加されるのが相場です。

