治療内容
歯周病の進行を防ぎ、口内の痛みを和らげるための治療です。安全かつ歯周ポケットの奥深くまで徹底的に処置を行うため、全身麻酔下で実施します。超音波スケーラーを用いて歯垢・歯石を除去(スケーリング)した後、専用のペーストで歯の表面を磨き(ポリッシング)、新たな汚れの付着を防ぎます。重度の歯周病で歯の根元まで溶けている場合や、温存が難しいと判断した場合は、抜歯や歯肉の縫合処置を行います。
診療回数
2〜3回程度 ※事前の診察および術前検査(血液検査など)で1回、手術当日に1回、必要に応じて術後の経過観察(傷口の確認など)で1〜数回ご来院いただきます。
治療期間
1日〜2日 ※スケーリングのみ、または少数の抜歯であれば通常は「日帰り」となります。ただし、多数の抜歯が必要な場合や、高齢で麻酔後の回復に時間が必要な場合は、念のため「1泊2日の入院」となることがあります。
リスク・副作用
【全身麻酔のリスク】安全には万全を期しますが、特異体質や隠れた疾患により、血圧低下や呼吸器トラブル、極めてまれに命に関わる麻酔トラブル(アナフィラキシーショックなど)が起こるリスクがあります。
【処置に伴うリスク】抜歯を行った場合、術後に数日間の痛み、出血、顔の腫れが見られることがあります。また、重度の歯周病によりすでに顎の骨が薄くなっている小型犬などの場合、抜歯の処置に伴って下顎の骨折が起こるリスクがあります。
費用(自由診療)
術前検査(血液検査・レントゲンなど): 10,000円〜20,000円程度
全身麻酔+歯石除去(スケーリング・研磨): 20,000円〜40,000円程度