犬の病気のうち目の病気の種類やその原因、予防接種など

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犬を飼っていると、病気にかかることが心配です。その中でも、目の病気は見た目も痛々しいので、かわいそうにも思えるでしょう。犬の目の病気は飼い主が気をつけていても、犬同士のけんかやシャンプーなどの化学物質、乾燥などが原因となる場合もあるので、注意が必要です。今回は、犬の目の病気の種類やその予防注射の方法、治療法についてを動物病院サプリ編集部がお届けします。

犬の角膜の病気

角膜潰瘍の症状

犬は言葉を話すことができません。そのため、体の異常を飼い主側が判断して、犬の病気を疑う必要があります。

犬の目がしょぼしょぼしていたり、充血していたり、目やにが出ていた場合には、角膜潰瘍の疑いがあります。これは、文字通り角膜が溶けてただれてしまう病気で、放っておくとそこから細菌が入ったり、傷口がひどくなったりします。悪化すると角膜が白濁したり、最悪の場合は失明にもつながったりもしますので、早期の治療が必要です。

目の病気はどんな犬がかかりやすいか?

では、犬の病気である角膜潰瘍にはどんな犬がかかりやすいのでしょうか?

どんな犬にもかかるリスクはありますが、比較的目の大きな犬がかかりやすいとされています。例えば、コッカースパニエル、シーズー、ウエストハイランドホワイトテリア、ブルドッグといった犬です。目が大きいということはそれだけ、外傷や細菌の侵入がしやすくなるため、飼い主も注意が必要となります。

角膜潰瘍を予防する方法

犬の病気である角膜潰瘍の予防接種などは、残念ながらありません。できることならば、飼い主が気をつけてあげるにこしたことはありません。

例えば、犬同士のケンカの際には目を引っかかれないようにする、シャンプーの化学物質が目に入らないようにする、ドライヤーの熱が直接かからないようにする、また、まつげやまぶたの異常に気づいてあげるなどのことが挙げられます。

ちょっとした刺激でも、犬の目にダメージを与えてしまうことがあるため、注意が必要です。また、目の乾燥はいろいろな目の病気の原因にもなるので、保湿剤の入った点眼薬を日常的に使用するのもおすすめです。

角膜潰瘍にかかってしまった場合の治療方法

それでは、愛犬が角膜潰瘍にかかってしまった場合はどうすればいいのでしょうか?

その場合の治療は点眼が主になります。ヒアレインなどの保湿点眼薬や、角膜を保護したり、上皮の再生を促進したりする点眼薬、または、細菌の繁殖を防止する薬を使用します。しかし、これらの点眼薬を使用しても3日以内に症状が改善しない場合は、普通の傷や細菌によるものではない可能性も考えられます。

症状がさらに悪化してしまった場合には、フラップなどの外科的手術や角膜移植が必要になる場合もあります。いずれにせよ、いつも目をしょぼしょぼさせている、目やにがあるなどの場合は、早めに病院を訪れることをおすすめします。

涙が止まらない「流涙症」に注意

犬の病気のうち、かかりやすい目の病気に流涙症があります。この病気はつねに目から涙が出て止まらなくなってしまう病気です。涙が出ているのに気づきにくい場合も多く、毛などが赤く「涙やけ」してしまってから気づくケースもあるので注意が必要です。

流涙症の症状とは?

流涙症の症状は、いろいろあり、まぶたが腫れたり、涙が常に流れているため、その箇所の毛が赤や茶褐色に変色するときがあります。また、目やにが出ている場合もあります。なんだか愛犬の目が腫れぼったいな、というときは、何らかの病気のサインですので、気をつけましょう。

どんな犬がかかりやすいか?

犬にもいろいろ種類がありますが、流涙症にはどんな犬がかかりやすいのでしょうか?犬の病気である流涙症にかかりやすいのは、マルチーズやシーズー、パグなどの犬種です。毛が長くて目に入りやすい、また毛が硬いということも原因のようです。犬の病気を防ぐには、毛が目に入らないよう、定期的にカットしてあげるなどの対策が必要です。

流涙症の予防法とは?

犬の病気である、流涙症は目に毛やほこりが入って発症する場合や、角膜炎や結膜炎が原因の場合もあります。また鼻涙管といって、目と鼻をつなぐ管が詰まっている場合なども原因となります。予防としては、日頃から角膜の乾燥を防ぐヒアルロン酸の入った点眼などをする、また目やにが出ていないか、しょぼしょぼしていないかなどの観察をまめにすることが必要です。

流涙症の治療法とは?

それでは、流涙症にもしかかってしまった場合、治療法はどのようなものなのでしょうか?犬がいつも涙を流している、または涙を流している箇所に「涙やけ」があり、毛が赤茶色く変色してしまっている場合などは、ただちに獣医さんに行きましょう。

獣医さんは、まず犬の目を観察し、原因が病気のものであるか、外的刺激などのものであるかを見極めます。逆さまつげやまぶたが原因の場合は、抜いたり手術で正常な状態に治します。また、最近多いのが、眼角形成不全というまぶたが内側に入ってしまう症状です。この場合も、流涙症の原因となっていますので、人間の美容整形のように手術が必要となります。

3番目の眼瞼、瞬膜が飛び出す「チェリーアイ」に注意

犬には、鼻側に、上瞼、下瞼に次ぐ三番目の眼瞼である「瞬膜」という組織がありますが、この瞬膜組織が何らかの気原因で外に飛び出してしまい、炎症を起こすことを「チェリーアイ」といいます。犬もとにかく目の具合が悪そうで、前足で目をこすったり、眩しそうにします。このように普段から、ちょっとした犬の仕草にも注意を払う必要があります。

チェリーアイの原因は?

チェリーアイの原因は、先天性と外傷の2つの原因があります。生後6ヶ月から2歳までの若い犬に起こりやすい病気で、親もチェリーアイなどの場合、遺伝する場合もあります。

また、外傷の場合には、けんかの引っかき傷や草木、コンクリートなどの刺激で、まぶたの裏側にある瞬膜腺という腺組織に傷がついてしまうことが挙げられます。日頃から犬を一匹で野放しにしない、散歩の時などにも、他の犬とのケンカに気をつける、そして犬の目をよく観察するなど飼い主が気をつけることが必要です。

チェリーアイの治療法は?

チェリーアイには、アメリカンコッカースパニエル、テリア、シーズー、ビーグルなどは、先天的にこの犬の病気を発症しやすいと言われています。治療法としては、抗炎症剤が入った点眼が多いですが、なんども再発するなど重症の場合は、第3眼瞼の機能が低下している場合が多いので、手術も必要になる場合があります。

また、一度この病気になると、角膜が乾きやすいため、乾性の角膜炎、結膜炎も起こしやすいので注意が必要です。普段から犬のしぐさ、目の状態などを飼い主が観察してあげることで、防げる場合も多いのです。

普段から犬の目の観察、早期発見が必要

いかがでしたか?犬の目の病気の中でかかりやすいものをご紹介しました。犬は言葉を話せないため、飼い主さんがつねに犬の目を観察して、少しでも異常があれば、獣医さんを訪ねるなどの処置が必要となります。

早期発見ならば、犬の病気の症状も軽く、点眼だけで治るケースもほとんどですが、放置したり、気づかなかったら、犬は常に不調をかかえていることになってしまう上に、症状も悪化して手術が必要になってしまうケースも少なくありません。

普段から犬のしぐさや目の状態を観察し、少しでも異常が見られれば、獣医さんなど専門家に相談するようにしましょう。大切な愛犬を守るには、飼い主の愛情とつねに愛犬を気遣う心気持ちが必要だと言えます。

犬の病気でおすすめの動物病院 中部編

名古屋みらい動物病院

電話番号 052-838-9009
住所 愛知県名古屋市天白区西入町155
アクセス 名古屋市営地下鉄桜通線 相生山駅 徒歩18分
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