【犬編】動物病院への連れて行き方やマナーをわかりやすく解説!

【犬編】動物病院への連れて行き方やマナーをわかりやすく解説!

犬を飼うと、診察や治療、日常のケアなどを目的として動物病院を受診することになりますが、初めて足を運ぶ際などは特に、どのように準備を進めればよいのか、なかなか見当が付かないものです。動物病院までの移動手段に関しても、わからないことだらけという飼い主の方は多いのではないでしょうか。今回は犬の受診を前提に、動物病院への連れて行き方について、押さえておきたいポイントをまとめました。飼い主が守るべきマナーにも言及するので、ぜひ参考にしてください。

【犬の動物病院への連れて行き方】準備のポイント

【犬の動物病院への連れて行き方】準備のポイント

動物病院をスムーズに受診するためには、必要な準備を整えておくことが欠かせません。まずは、動物病院に到着した後で慌てないためにも、準備のポイントをチェックしておきましょう。

動物病院を受診する際は予約を入れた方がよいですか?
予約が必須であるか否かは、動物病院によって異なります。予約は受け付けていないというケースも見られますが、予約可能な動物病院であれば、事前に予約を入れておくのがおすすめです。予約を入れずに足を運ぶと、待ち時間が長くなり、慣れない環境で過ごす犬に大きな負担がかかります。不安になった犬がトラブルにつながるような行動を取れば、飼い主も気を揉まなければいけません。事前確認を怠っていきなり動物病院へ行くと、診療時間外や定休日という可能性もあります。あらかじめ確保した時間枠で落ち着いて診察してもらうためにも、動物病院を受診する際は予約を入れた方がよいでしょう。
必要な持ち物を教えてください
受診時に必要な持ち物も状況によって異なりますが、診察券、 ワクチン証明書、健康診断書、現在服用中の薬、トイレセット、現金などは、忘れずに持参しましょう。慣れない環境に置かれた犬が思わぬ行動を取るのを制御して、脱走を防止するために、首輪やハーネス、キャリーバッグも必要です。ペット保険に加入している場合は、保険証も用意してください。犬の症状によっては、普段食べているフードやサプリ、排泄物、嘔吐物なども持参しておくと、診察の助けになります。
スムーズな受診のために準備しておくべきことを教えてください
普段口にしている食事の内容と量、排泄の回数と量、散歩の状況、相談したい事柄などをあらかじめ整理してメモにまとめておくと、獣医師との会話がスムーズになります。口頭で伝えるのが難しいと感じる場合には、症状が出たときの様子がわかる動画や写真などを持参するのも一案です。

【犬の動物病院への連れて行き方】移動手段と注意点

動物病院へ向かう移動中も、飼い主が責任を持って気を配らなければいけません。ここでは、動物病院までの各種移動手段とそれぞれを利用するときの注意点について、詳しく解説を加えます。

犬を電車やバスといった公共交通機関に乗せることはできますか?
犬を電車やバスといった公共交通機関に乗せるときの規定は、運営会社ごとに異なります。多くの場合、頭や手足が出ないケースに入れることは必須で、ケースの大きさや重さにも制限があるため、あらかじめ乗車の可否を確認しておきましょう。
自家用車で向かうときに注意すべき点はありますか?
自家用車で動物病院へ向かう際には、犬が車のなかで自由に動き回ることがないよう留意しましょう。窓から顔を出させるようなことも、危険なので避けてください。車内にお気に入りのタオルなどを用意すると、犬がよりリラックスして過ごすのに役立ちます。あわせて犬が過ごす場所にトイレシートを敷いておけば、汚れてもすぐに交換できて便利です。なお、たとえ短時間であっても、犬を車内に放置してはいけません。熱中症や思わぬ事故につながる恐れがあるため、自家用車を利用するときも細心の注意を払い、動物病院まで移動してください。
動物病院まで移動することが難しいと感じる場合の対処法を教えてください
犬の状態によっては、動物病院まで移動することが難しいと感じる場合もあるでしょう。そのようなときは、オンライン診療の利用を検討してみてください。オンライン診療とは、スマートフォンやパソコンをとおしてペットを診療してもらうサービスのことを指します。すべての動物病院が対応しているわけではないものの、移動や待ち時間のストレスを感じることなく獣医師とやり取りでき、薬も自宅へ届くため、とても便利です。なお、オンライン診療は軽症例では有効ですが、重症例や緊急性の高い症状では何らかの処理が必要になるため、動物病院まで連れていく必要があります。

【犬の動物病院への連れて行き方】飼い主が押さえておくべきマナー

【犬の動物病院への連れて行き方】飼い主が押さえておくべきマナー

動物病院には、さまざまなペットが飼い主とともにやって来ます。周囲に気を配り、無用なトラブルの発生を防ぐことも、飼い主の大切な役割といえるでしょう。終わりに、動物病院の受診に際して飼い主が押さえておくべきマナーをまとめます。

動物病院を受診する際はキャリーバッグやリードを使用すべきですか?
動物病院を受診する際には、犬の行動を制御して、ほかのペットとトラブルになるのを避けるためにも、キャリーバッグやリードを必ず使用すべきです。キャリーバッグに入るのを嫌がって暴れる犬も多いため、飼い主としてはつい出してあげたくなりますが、抱っこした状態で手が付けられない程に暴れてしまうと、周囲に怪我を負わせる恐れがあるでしょう。犬が慣れない環境下であまりにも落ち着かない様子を見せるようであれば、順番になるまで駐車場で待つことはできないか、確認してみるのも一案です。なお、普段からキャリーに慣れさせておき、なかでおやつをあげるなどの工夫を凝らすと、キャリーは嫌なものであるというイメージが払拭され、動物病院の受診がスムーズになるかもしれません。
受診の前後にほかの飼い主や動物たちと交流を図っても問題ありませんか?
待合室で可愛らしいペットを目にすると、声をかけて交流を図りたくなりますが、動物病院でほかの動物たちに接触することは避けてください。動物病院を訪れているペットは病気や怪我で体調を崩している可能性が高く、慣れない環境下で神経質になっていることも考えられます。そのような状態でほかの飼い主やペットが近付けば、喧嘩になったり、パニックに陥ったりするかもしれません。無用な接触により、病気が移る恐れもあるでしょう。悪気がないとはいえ、ほかのペットに対して勝手におやつを与えるなどの行動もマナー違反です。
待合室でトラブルが起きたときに飼い主が取るべき行動を教えてください
待合室で犬同士の喧嘩といったトラブルが起こったら、スタッフを呼び判断を仰ぎましょう。どちらかが噛みつきそうであればリードを引いて、それぞれの身体を離しておきます。ただし、すでに噛み付いている場合には、無理に引っ張ったり、飼い主が割って入ったりしないでください。急に手などを出すと、飼い主まで怪我をする可能性があります。予期せぬトラブルが発生しても、努めて冷静に対処することが大切です。

編集部まとめ

動物病院を受診するときには、あらかじめ予約の可否や持ち物などをチェックして、当日慌てずに済むよう心がけましょう。スムーズな受診のためには、伝えたい情報を整理しておくこともポイントです。動物病院までの移動手段を決めたら、関連の規定などにしっかりと目をとおしてください。動物病院に到着した後もマナーを守って行動すれば、愛犬はもちろん、ほかの飼い主や動物たちの負担を減らすことができます。

【参考文献】