猫のよだれについて知っていますか?猫のよだれは病気なのか徹底解説!

猫 よだれ

猫のよだれは病気のサインなのでしょうか?

本記事では、猫のよだれについて以下の点を中心にご紹介します!

  • 猫のよだれの原因
  • 猫のよだれで考えられる病気
  • 猫のよだれの対処法

猫のよだれについて理解するためにもご参考いただけたら幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

猫のよだれの原因

猫の気管支炎とは?

猫は、興奮や緊張している時やリラックスしている時、お腹が空いている時によだれを垂らすことがありますが、漂白剤や殺虫剤を舐めたり、ツツジなどの植物を食べて中毒症状を起こし、よだれを垂らすこともあります。

さらに、熱中症、てんかん、腎不全、口の中の病気もよだれを垂らす原因となります。特に、口の中の病気としては、歯周病や口内炎が考えられ、歯垢や歯石が溜まったり、免疫力が低下したときに細菌感染を引き起こします。これらの病気が進行すると、猫は不快感を感じ、よだれを垂らすようになるので注意が必要です。

猫のよだれの状態でわかる病気のサイン

猫 目の周り 赤い

猫がよだれを垂らす原因はさまざまですが、そのよだれの状態から病気のサインを読み取ることができます。

まず、よだれが透明でサラサラしている場合は、空腹や興奮など生理的な要因が考えられます。

一方、よだれがネバネバしていたり、血が混じっていたり、茶色い、緑色や黄色っぽい、または臭いがする場合は、口腔内疾患、食堂や消化管の疾患、中毒症状、腎機能不全などの病気が疑われます。

これらの症状が見られた場合は、早めに動物病院で診察を受けましょう。

猫のよだれで考えられる病気

上記で猫のよだれの状態でわかる病気のサインについてお伝えしましたが、ここではその病気について具体的に解説していきます。

歯周病

歯周病は、特に犬や猫にとって一般的な疾患でありペットの健康にとって重要な問題です。

歯周病は、歯の周りの組織が炎症を起こす状態を指します。原因は、食事の残りや細菌が歯の表面に付着し、歯垢と呼ばれる物質を形成することです。放置すると、歯垢は硬化して歯石になり、さらに多くの細菌を引き寄せ、歯周病を引き起こします。

また、歯周病は口臭や歯肉の腫れ、出血、食欲不振などの症状を引き起こす可能性があります。重度の場合、歯の喪失や顎骨の損傷、さらには全身の健康に影響を及ぼすことも考えられますので、歯周病を予防するために定期的な口腔ケアと獣医師による検査が大切です。

てんかん

てんかんは脳の機能に異常が生じる病気で、猫が体を硬直させたり、手足をバタバタさせたり、顎を噛み締めたり、よだれがたくさん出たりする発作が見られます。

また、あくびを繰り返すなどの小さな発作や、発作を起こしているときに排尿や排便をしてしまったり、大きな声で鳴くなどの症状が見られることもあります。

これらの症状が見られた場合、早急に獣医師の診察を受けることが重要です。適切な診断と治療により、猫の生活の質を維持しつつ発作の頻度を減らすことが期待できます。

中毒症状

農薬や殺虫剤に含まれる有機リン剤などの化学物質は副交感神経毒を持っており、猫が誤って摂取してしまうと、過剰なよだれや痙攣、呼吸困難などの症状が現れます。

また、カカオに含まれるテオブロミンという成分は興奮作用があり、猫の体内では代謝されにくいため、誤食すると過剰な興奮作用によりよだれや痙攣などの症状が起こる場合があります。

敏感な猫では死亡する恐れもあるため、農薬や殺虫剤、カカオを含む食品などは猫から遠ざけるようにしましょう。

腎不全

腎不全は猫にとって深刻な問題であり、特に高齢の猫に多く見られるとされています。

腎臓の機能が低下すると尿中に排出されるべき物質が血中に残り、体内に蓄積された毒素や老廃物が尿毒症を引き起こします。これにより、猫は気分が悪くなり、大量のよだれを垂らすようになることがあります。

腎不全の症状には、頻繁な嘔吐、体重減少、口臭、食欲不振などが挙げられます。

一度破壊された腎臓組織は再生しないので、病気の進行を緩やかにするための点滴、食事療法、薬物療法が行われます。

病気の時と嬉しい時のよだれの違い

リラックスしている時や撫でられて嬉しい時など、猫は気持ちが良くなってよだれを垂らすことがあります。これは特に問題がなく、猫が幸せを感じているサインです。

しかし、猫が急によだれを垂らし始めた場合は病気や健康上の問題を示している可能性があります。具体的には、口腔内の炎症や外傷、内臓の病気や神経疾患、危険物の誤飲などが原因として挙げられます。

嬉しい時のよだれは一時的で心配する必要はありませんが、猫が急によだれを垂らし始めた場合やよだれが止まらない場合は、すぐに獣医師に相談することをおすすめします。

猫のよだれの対処法

猫の健康を守るためには早期発見と早期治療が重要です。
以下では、猫のよだれが気になる場合の対処法を詳しく解説します。

病院で検査

猫の口臭やよだれが気になる場合、何らかの病気が潜んでいるかもしれません。そのため、早めに動物病院で検査を受けることが重要です。

検査では、口腔内の状態を詳しく調べ、歯肉炎や歯周病、口内炎などの病気を診断します。また、熱中症や腎不全など他の病気の可能性もチェックします。

口内の消毒・歯石除去

猫の口内の消毒と歯石除去は、猫の健康を維持するために重要なケアの一つです。

口内の消毒は、口内の細菌の増殖を抑制するため、口臭や歯周病予防につながります。歯石除去は、歯垢が硬化して歯石になるのを防ぐために行われます。
歯石は歯周病の原因となるため、定期的な口腔ケアで歯周病の予防が大切です。

猫のよだれの予防方法

猫のよだれは、口内炎や健康の問題の兆候かもしれません。
ここでは猫の歯磨きや、定期的な病院検診の重要性について紹介します。

口内炎の予防

猫の口内炎は、口腔内細菌やカリシウイルス、免疫異常が原因として挙げられます。これらすべてを予防することは難しいですが、カリシウイルスはワクチンで予防が可能とされています。

また、適切な食事と定期的な歯磨きで口腔内を清潔に保つことも重要です。
口内炎を発症した場合は、病院で獣医師に相談しましょう。

定期的に病院の検診を受ける

猫の健康管理には、定期的な病院での検診が重要です。
獣医師は、猫の体調や行動の変化から、必要に応じて血液検査、尿検査、レントゲン、超音波検査などさまざまな検査を行います。定期的な検診は、猫と獣医師との信頼関係を築くのにも役立ちます。獣医師との信頼関係ができると、猫は診察のストレスを感じにくくなるでしょう。
猫の健康と幸せを維持するためにも、病院で定期的に検診を受けましょう。

まとめ

ここまで猫のよだれについてお伝えしてきました。
猫のよだれについて要点をまとめると以下の通りです。

  • 猫の口臭やよだれが気になる場合、何らかの病気が潜んでいる可能性がある
  • 猫のよだれの原因として歯周病や中毒症状、腎不全、てんかんが挙げられる
  • 猫のよだれが止まらない場合は早めに病院で検査することが重要

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

【参考文献】